2015年 5月 4日 (月)
闘牛は文化だ!
「闘牛は文化だ!」
昭和35年生まれ「14歳の時に沖縄に移住した」、あれから40年!息子夫婦と奄美大島を観光した帰りに「同級生が闘牛大会でチャンピオン防衛だって、降りよう!」と下船した。可愛い赤ちゃんを連れた新婚夫婦。
4人の同級生の顔だ。あれから40年!同級生は「ジャイアン!」などとあだ名で呼び合う。ほほえましい!そしておばあちゃんは「ごちそうをファミリーで手分けして優勝祝いをしている」という。
知人友人親戚が勝ち祝いで押しかける。
笑顔笑顔、そして笑顔。
幸福度世界一の、笑顔が満ちあふれている。これはその中にいないと感じられない。共有、共感すること。今の時代、都会にこんな場はありません。応援した人々が何人でも押しかけ飲んで食べて、そして一体感を持つことのできる「場」。
「老若男女」という言葉、「老人と子どものふれあい」。実践する場が徳之島にはあります。思いを共有し連帯し、感動を共にする。また勝敗の結果を真摯に受け止める度量。
現代版「闘牛文化」だと思う。
2022年5月20日
追加 関わること、悲喜を共有することが文化でしょう!一歩踏み出さないとわからない、見えない。文化とは長年の蓄積、それは有形無形いずれにしてもだ。「得とらゆりむ、名取れ」(利益よりも名を遺せ)古老たちは一族の名誉、絆を大事に富める人は闘牛を飼い、「00牛」と名前を前面に出して、共に闘った。闘牛大会は遠方(町をまたいで)ではヤドヤと言われる民家で世話になった。その一宿一飯の義理人情は子や孫までも繋がった。
単に「闘牛は文化」という訳ではない、その当時の環境(農耕文化とオス牛の役割=農畜併合)が醸し出したのが「闘牛文化」だ。方言が絶滅寸前だが、闘牛愛好者は「方言」という文化でも繋がっている。