阿権で旧平家を伊仙町がリニューアルしたと聞いて訪ねた。まだ外観の塗装など未完成状況だが以前足を踏み入れるのに躊躇した家屋の裏側までぐるっと回って見学。豪農と言われ民衆の支配者的立場で島役人でもある平家はヤンチュ(債務奴隷)を相当数使い建築したであろう周囲の石垣や建物。
そこを出ると観光客がガジュマルと石垣の下で記念写真撮影、ここの江戸時代に積まれた石垣を島の人はどのように説明するのであろうか。観光客はどのように受け取るのだろうか。薩摩圧政時代、黒糖地獄といわれた時代背景と今の世を、どのように繋ぎ説明するのだろうか。
帰りに馬根で常たかゆきさんが孫を馬に乗せて散歩していたので、うれしくて車をストップ。記念撮影に応じてくれた。