武州丸慰霊の夕べ

 

「徳之島でコロナウイルス感染者出ました。」ニュースの翌日でしたがマスク着用で31名の参加者。平和ネットワークは日常の支え合い協力共同から生まれると感じた今日の慰霊の夕べでした。

冒頭あいさつで「コロナ感染者は被害者で有り差別偏見をなくすること、人種、宗教、あらゆる違いを認めることで戦争はなくなる。」「戦争という人災はいつの間にかやってくる。人権侵害の最たるもの。」「今なき犠牲者の声に耳を傾けて、・・・故人 澤津橋務さんの録音メッセージ」「子どもから高齢者が慰霊の夕べに参加すること。平和は与えられるものではない。若者に平和を構築することを望む。そのためには高齢者は体験、聞き語りをするべき」「一瞬にして夢・希望を絶たれた人たちの声なき声をつたえて」とあいさつした。

昨日、初のコロナ感染者が天城町で出たことで、学校関係の有志には参加を見送った人が多かった。日頃から平和教育を推進されている「武州丸と平和を考える会」の方々には申し訳ありませんでした。今回は鹿児島朝日新聞社記者も来島し取材していただきました。148名の無念さを多くの方々に知ってもらうことはありがたく「再びこどもたちを戦場に送るな、」の実践です。

亀津中学生の北山愛心さんは『私たちは犠牲になった人たちから『平和のバトン』を受け取りました、戦争の悲惨さや愚かさを学び、平和な世の中に感謝し戦争をしてはならないことを、世界中の人と共有し、語り継ぐことを誓います」と誓いの言葉を報告した

参加者、上原トヨ子さんは「戦争に行った兵隊さんも、疎開した人も同じ一つの命です。武州丸で犠牲となった人たちへの思いを共有したい、」と知って伝えたい強い思いを語ってくれました。

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