継続することは「深い思い」「より深くかかわること」です。だが私が深くかかわった名城秀時さん、藤村キクさが他界し、そして生存者であった沢津橋勉さんも昨年亡くなった。しかし鹿児島川辺の自宅で「遺志を継ぐ」と固い決意を位牌の前で誓った私は今年も取り組んだ。井之川中学校の生徒の皆さんが平和を誓った。そして協賛に徳之島ユネスコ協会が加わった。手出し、手作りの慰霊の夕べに今年も30余名が参加した。運動会シーズンにもかかわらず。「知って」「伝えること」をライフワークとして2006年から14年。「これまで平和を守ってきたが、これからの若者は平和を作る、時代にある。」と挨拶した。公的機関に委ねるのでなく民衆の思いがあれば平和は築ける。毎回新聞社の方々も取材してくれます。平和を願うメディアにも感謝です。誰かが「何をした」という形でなく、平和を希求する人々の現在進行形でありたいと願うばかりです。「戦争の悲惨さを若者に知ってほしい・・・」名城さんの声が耳に残る。