井之川中、東天城中学校1年生史跡巡り 

5月23日 井之川中学校1年生9名と4名先生方・29日 東天城中学校1年生10人と3名先生方のフィールドワーク 「島を知る」徳之島の戦跡を中心に~来年の修学旅行に向けて事前学習。

疎開船武州丸、富山丸、陸軍飛行場跡、防空壕での様子などこれまで十数年間の聞き取りをいくらか話せた。もっと伝えたい思いもあるが時間と中学生になったばかりの子どもたちには長い話は控えた。

感想文より「夢・未来を一瞬にして閉ざす、奪うのが戦争~幸多先生の言葉が心に強く残りました。」

防空壕に入り「暗いところが安心安全な場所~それが戦争」大和城山に登り指令所跡から港、飛行場を見下ろした。

「戦争の悲惨さを知り、平和を守り構築するのは若い君たちです。それをつなぐのは私たち大人だ」と痛感しました。

奄美最古の土器発見など現場での学習は生徒の熱心な学ぶ姿勢がうれしかった。

奄美最古の土器~7000年前の爪形文土器が古いとされていたが、縄文時代草創期の隆帯文土器 (13800年)前が発見された。さらに木炭の跡から2万5千年前の生活跡が確認できた。29000年前のAT火山灰層時代の摺り石、日本人の移動説が北海道、朝鮮半島、さらに南方台湾からの北上説を裏付けることになるかも。平和を守り、島を誇れる子どもたちの育成が私たちに残された課題、使命です。

 

 

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