阿権に新スポット、50年人が住まないとガジュマル屋敷

ガジュマルに覆われた屋敷。本来人が住めば石垣にガジュマルを這わせることはしない。

なぜなら、ガジュマルやアコウの木は石垣を覆い次に太くなって石垣そのものを破壊することをシマンチュなら知っている。屋敷にも食い込み床下にも侵入する。50年で植えた場所が良ければ巨大化して300年とも呼ばれるガジュマルになる。そして幹が隠れ、気根が発達して周囲に数えきれないほどの柱となって巨大に見える。だからある程度大きくなると自衛のため最近では除草剤でわざと枯らす人もいる。御覧のようにきれいに積んだ石垣や他の木を気根が覆いつくす。他人の目ではガジュマルの生命力に感嘆の声を発するが、居住者がいたとしたらありえないことでしょうね。

あと2,30年で気根が地面に届きさらなるガジュマル屋敷になる。観光客が根を踏み、気根に手を伸ばして触れば現状のままである。

ケンムン伝説などを語るには涼しい、観光名所となるはず。新しいスポットが整備されようとしている。

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