徳之島から世界へ。シンポジウム資料紹介。国立公園を経て世界自然遺産登録。徳之島の考え方が提案された。生活と密接である、貴重な生態系を「環境文化型」と位置づけた。そのためには地域を主体とする「世界遺産・国立公園」であるべき。地域作りに於いては「自然を核とした」地域作り、地方創生。付加価値型の持続的観光スタイルの構築が提案された。そして徳之島から日本、世界への発信。徳之島モデル、方式。ハードとソフトを兼ね備えた~ならでは、の発想の転換である。シンポジウムで感じることは提案の内容が即、町民に伝わらない、ということだ。これからどうするのか。少なくとも参加者は情熱を持っているはずだ、が地元住民の相互学習機会が少ない。専門家のノウハウを実現するためにシンポジウム、花火だけではもったいない。夜空を彩る花火を見て「きれい!」と感動するのは「人」である。それも一人よりは多くの人と共に感動を味わいたいものだ。平成17年から始めたフィルドワークも60回を超えた。同じ場所で毎回、違った感動を覚えるし、再発見も多い。