山くびり線と当部クロウサギノ里を案内した。山くびり線でアマミノミロウサギの跡(糞)は確認できなかった。当部では爆発的な量で糞が出現。保護がなされ、15年前以前に環境が保護されていることを知った。奄美から来た市会議員、自然団体会員も「観察小屋の保護の実態は奄美市でもいかさなければ」と驚きと感動の様子だった。
徳之島ユネスコ主催の井之川岳スタディツアーが本日実施された。徳之島の希少な植物を観察しながらの登山でした。ノシランやナンゴクアオキ、リュウキュウハナイカダ、サクラツツジ。ヤブツバキ、ケハダルリミノキなどを観察。残念ながらケハダルリミノキは実がついたときに3か所ほど枝が切られていた。みんなに見てもらえたらどんなに嬉しかったか、昨年の感動が遠のいた。ところが、そのときトクノシマエビネが1本、木の陰から顔を見せていた。「どうして?今咲いてるの?」。不思議がりながらも感激して皆さん、写真に収めていた。アマミテンナンショウもいっぱい見ました。頂上からの展望もすばらしかった。みんなと行動していると違ったものも見える、そのことがうれしかったです。登山に1時間40分、下山に1時間25分かかりましたが、観察しながら、語りながらの楽しいスタディツアーでした。
「旧正月」といえば古い慣習が蘇る。今日、古い慣習、行事を残していいものと、現代では通用しないこともある。旧暦によって農作物の植え付け、収穫などがなされた時代もある。最近は天候も不規則だが、「旧正月の頃が寒いね」というのがシマでは挨拶にさえなっている。昨夜は火の神様、「かまどの神様」古来より火の大切さと恐ろしさを伝え、万物へ感謝する、旧正月祝賀会だった。青年部が進行し盛り上げてくれた。青年・壮年・女性連・高齢者クラブ全てが団結。「この団結があれば町民体育祭も優勝だね」の声もあったそうだ。区長にとっては最高の誉め言葉でした。
誰かの命令でなく、区民の「自習性・主体性が連帯感を生みだし、団結となり実行、実践力」となるのです。積極進取、これこそが亀津断髪の精神なり、ですね。