新春井之川岳登山!霰(あられ)がぎっしり!

犬田布小学校職員は昨日13日、井之川登山を決行した。最近の寒波と当日も朝は氷雨で躊躇した。曇り空であったが世界自然遺産として登録される記念すべき年であることの意義、夜の新年会のためにも「登りましょう!」

14時大原の登山入り口。10種以上の植物観察をしながら、雨ですべる登山道をなごやかにスタートした。センリョウ、マンリョウ、ケハダルリミノキ、ヤブツバキ、サクラツツジ、フウトウカズラなどなど。途中二か所のくぼみに霰(アラレ)がぎっしり(写真は14時22分撮影)。「昨夜はすごく寒かったんだね!」

頂上到着、1時間30分のペース。おやつを食べのどを潤して再び下山。帰りの表情は明るい。「おいしいビールだね!」

夜はすべった話や姿が見えず心配して大声で呼んだこと、来年の登山に向けて体力づくりをと。

世界自然遺産候補地になって島民の登山心得が良くなりトクノシマエビネ発掘やセンリョウ、マンリョウがきれいに実をつけている。徳之島の最高峰井之川岳(645m)の頂上から見えるのは未来への限りない可能性だ、などと。

我が家の年末年始

12月27日は長男に男の孫が誕生、6月5日次男に女児と二人の孫を見ました。年末熊本から娘と孫が帰ってきて、島の孫6か月もおおはしゃぎ。あっという間の休日。淋しさが残るものです。熊本地震以来、一年半の帰省に安堵と嬉しさ。そして帰る孫に涙するじぃじ、ばぁばでした。海岸でシーグラスや貝殻採集。「春休みにまた来るね!」。熊本から元気よく声が届きました。

人権教育と戦争(学童疎開 武州丸紙芝居)

人権について学ぶ。人権侵害の最たるものが「戦争」

犬田布小学校3年から6年生に向けて自作の紙芝居「武州丸からのメッセージ」を紹介し,戦争と平和について考えた。子どもたちの真剣な眼差しが世界平和に繋がればいいと思った。戦争は遠い昔の出来事ではない,ということです。今が「戦後」という認識は間違い,戦前であるかもしれないという危機感。人道主義平和外交の大切さを大人は子どもに伝えないと,今の子どもはアニメ,ゲーム感覚で「戦争がかっこいい」と勘違いする恐れがある。

師走、クリスマス商戦スタート。鹿児島は寒い((⛄))

日中は暖かく、銀杏が舞い散る鹿児島だが、吉野中学校は廊下に出ると冷える、全員がさむいと悲鳴をあげた。地元の先生は「今日は暖かい、」。市内も夕方は冷え込みマフラー、コート。黎明館で薩摩のフランス万博が特別展示。幕末薩摩の倒幕前哨戦である。今日は一万歩達成です。14264歩記録です。

十島村教育委員会訪問

昔はじゅっとうそんの呼び名だった。戦後の北緯30度米軍統治で三島と別れた。今はとしま村と呼ぶ。全国の人工増加では突出して上位である。教育長の挨拶、紹介があった。徳之島と約10度の気温差の季節の違い。銀杏は全て黄色く色づきパラパラと落ちている。イルミネーション、いいね。

人権同和教育職員研修(天城小学校)

天城小学校(職員18名)の校内職員研修「人権同和教育」に講師として参加した。1時間15分という短い時間で全てを語ることはできず、人権同和教育の移り変わり(教科書の変遷)奄美・徳之島におけるこれまでの差別事例(結婚差別やらくがき、人権侵害)を紹介。
2017年11月27日
奄美・徳之島の歴史  島差別とは?過去、現在、これから
島を誇れるこどもたち
• 世界自然遺産 環境文化型
• 郷土を知る~伝える 温故知新

• 辺野古反対派に国際平和賞
「不撓不屈」闘争を称賛 2017年11月25日

• 国際NGO「ICAN=核兵器廃絶国際キャンペーン」が今年(2017年)のノーベル平和賞

奄美における差別事件
家庭環境調査書 徳之島農業高校生徒写真コピー警察署へ

らくがき島差別 鹿児島港 被差別部落女性 結婚差別発言

ドキュメント地獄の季節 ヤミ金事件 新聞報道「奄美の・・」

結婚差別 平成17年 2件

人権同和教育 学びと実践 が生かされているか?自ら持つ差別性からの脱却!

「過去に目を閉ざしてはいけない・・」

後半 島の歴史 解放へ

仲為日記講演と向井コレクション

ユイの館で仲為日記について崎田光寅さんが講演した。惣横目仲為が残した日記。これを小林正秀さんが手に入れ古文書研究の結果世に出た。徳之島町教育委員会が山下氏に依頼、今自分も研究していると経過を説明。内容は徳之島町教委「仲為日記」とほぼ同じ。まだ目を通していない人には解説があってよかったと思う。小生は「あかつち 犬田布騒動脚本」執筆の際その背景として日記を説明、さらには国内の情勢をも加えている。

向井一雄さんが講演の後、私を引き留めて熱心にコレクションを説明してくれた。もうすぐ90歳、向井さんの講演を来年は計画したい。縄文時代からの黒曜石(矢じり)制作、ハンマーストーン(石斧)、

 

郷土研究会と忘年会

徳之島郷土研究会の定例学習会が文化会館2階で開催された。それぞれの分野で研究している人たちが何かを求め、伝える会。若い人たちにも関心を持ってもらいたい。

厳しい表現だが「過去に目を閉ざすものは未来に対して盲目となる」元ドイツ大統領の言葉だ。

平和の前に戦争があった。どうして戦争は起きたのか。国の経済が良いときにはそちらが優先となり人権平和がおろそかになる。「いつのまにか戦争はやってきた。」過去の戦争体験者の言葉です。