戦争遺跡そして未来の防衛戦争拡充、現在のロシアの侵略戦争
「数人の学校の先生から、自分の子供を、自分の赴任先の小規模校に通わせたくないので、自分は亀津、亀徳に家を借りた、とおっしゃってました。
ちょっと寂しい気持ちになりましたが、それが現実なんだなーと。
自分の子供を通わせたくなる学校の魅力化も、小規模校には必要。その魅力が何か?それをどうやって発信するかも、課題ですね。」
知人の生の声です。しかしA小学校のM先生家族は地域に住み、長男は6年生、次男3年生 夫もB小学校の先生ですが、バレーボールに三味線(私の教室に親子3人) 釣り あらゆる活動を先頭に立って頑張っています。
小規模校をマイナスイメージで見る教師とプラス思考の先生、決められませんが人それぞれですね。
戦争の犠牲者はいつも子ども、女性。高齢者であること。足手まとい、口減らし(軍人の食糧確保)このようなことを過去の歴史から語った。
本日、手々小中学校職員研修講師として参加。人権侵害の最たるものは戦争。この視点で世界、国内情勢を示唆、先生方が時事問題を危機感をもってとらえ、子どもたちと向き合うこと。国防と自営隊、離島奪還(米軍・自衛隊)と民衆の避難(行政が担当?)先の戦争で沖縄が地上戦を強いられたことが南西諸島で訓練されていること。など意見交換した。世界自然遺産と自己肯定感、誇り、など。
ふるさと留学生を受け入れているが、地元の子どもは0だそうだ!びっくり!教員と留学生のみ。寮を作って子どもたちを世話するなどしないと「持続可能」な制度とは言えない。里親は1軒だけだそうだ。学校存続は地域存続の意識で3万+35000円では里親になる人はいないだろう。よその子を責任もって育てるのだ。
鹿児島市在住の吉見文一さん(81)と連絡を取った。南海日日新聞掲載の写真を平和教育で使わせていただきたい旨の件で。
南海日日の紹介で電話連絡の了解を得て、さっそく電話した。
「平和教育の資料として学校 児童生徒へ提示させてもらいたい」
快諾を得て、南海日日より写真が送られてきた。
パワーポイントに取り込み 28日手々小中学校研修から使わせていただく。
寄せ書きには 久原秀雄さん(徳之島町元教育長?)なども。翌日の新聞では 父親からの遺言も掲載された。
戦争で失われた親子の絆、敵味方失うものはあっても得られものはない。「命」は何物にも代えがたいものであることを知ってほしい。ゲーム感覚で戦場を見ている人たち、命令指示している権力者たち、彼らは多くの富を得るだろう。先の戦争で日本人は戦争を知ったはずだ。しかし今また、防衛費 軍事費が国民の負担を強いる中で増大する予告がTVから流れる。「ウクライナのようになっていいのか!」危機意識を煽りながらだ。国際交流、若者を中心に友好的な外交に金をかけてほしい。戦争で利をえる者、失う者(命さえ)は為政者と民衆の関係であり、金持ちと貧乏人の関係ともいえる。
誰のための戦争か?考えよう。グレタ・トゥーンベリさんは「子供を愛していると言いながら 私たちに大きな課題を残している」と環境問題でダメな大人を叱咤する。未来は子どもたちのものであるにもかかわらず、目先の利益にむらがる。さらに「動物の群れは危機感を持つとそのリーダーが危険を察知して知らせる。私はその役割を担っている・・・」と。
南西諸島は第二次世界大戦でも捨て石だった。沖縄は地上戦を強いられ、本土防衛の最前線として住民を巻き込む(住民はガマから追い出され)修羅場、日米沖縄県民約20万人が戦死した。今回の訓練も本土防衛のためであり、最前線で島の人はすでに仮想敵国の側に支配され、住民は「盾」としてまさしく沖縄の戦時中さながらの状況におかれるだろう。その間に軍部はどこかで和解し、南西諸島の住民は名誉の戦死、靖国に祀られる。
海から水陸両用車がやってきて銃弾が飛び交うとき、シマンチュは山中に逃げるか砲弾で死ぬか。
日米の合同訓練に住民の避難も入れてほしいものだ。そのとき私たちは竹やりで応戦?または収容所に入ったままなのか。
守ってくれとは言わないが戦争ごっこで住民を安心させれると思うほど、シマンチュは愚かでないはずだ。
外交の失敗を離島に投げてほしくない、国際交流こそが平和への道しるべであり、貧しいものが戦場に送られる(ロシアは金と家を作る土地提供、囚人もおとがめなしで戦場へ)イラク戦争でも奨学金欲しさでアメリカの州兵が戦場に出た。今、アメリカの傭兵部隊は金もうけにウクライナへ出稼ぎ、軍需産業は好景気だ。おかしい、と思わないといけない。誰のための戦争なのか・・・。
N先生が従妹に送ったメールから
本日の幸多先生のご講話、大変勉強になりました。『徳之島の人たちこそ自然遺産』と仰っており、子どもたちにも是非聞いてほしいと思う内容ばかりでした✨歴史を知ることが自己肯定感や自尊心にこんなに繋がるんだということを改めて感じることでした🌷
😊闘牛の歴史を知ることが生徒理解に繋がる、徳之島の人々が世界遺産という一つ一つのお言葉に涙が出そうでした。自己肯定感や自己有用感はそこから育まれるんだなぁと先入観なく歴史を正しく理解することの大切さを感じました。出席者の方々も大変勉強になり貴重なお話が聴けて良かった、時間が足りなかったのでまた職員研修等でゆっくりお話が聴きたいと言っておりました。
この度は本当にありがとうございました。
今度ともよろしくお願いいたします😌🌷
教育長、各学校長、養護教諭、保健所、スクールカウンセラーなどの天城町学校保健会の方々対象です。
詳細なアマンユ、ナハユ、ヤマトユ、アメリカユまでいかなかったが、これまでの実践から多くを語れたのではないか。75分語ってあと質疑だった。こどもたちのバックグラウンドからアイデンティティ、自己肯定感を獲得させる。より深く寄り添うための話。モチベーションをどのように高めるか、小さな達成感を、遠い目標も小さく区切って、等々。闘牛文化も語ったし、天城町での戦争遺跡、古銭。
出席者の反応も気になりましたが思うことや伝えたいことの半分はできたと思っています。児童生徒へのアドバイスや先生方の今後に少しでも参考になれば幸いです。これからも教職員へのフィールドワークや職員研修への参加を機会があれば続ける所存です。よろしく!