昨日、天城町北中学校の1年生30名と先生方の徳之島歴史探訪案内をした。世界自然遺産を目前にしている徳之島を知る。特に自然と共に歩んだ先祖の生きざまを紹介しながら。豊かな島、自然、薩摩圧政の時代、戦争と平和。テーマがいっぱいの徳之島。観光コースにない徳之島。「この子らに伝えることが未来の徳之島、世界の平和につながる」という思いを込めて語った。
Author Archives: katuhiro
今年も豊作 民謡居酒屋オープン
井之川岳登山頂上でアマミノクロウサギ生息確認
本日、鹿浦小学校のPTA主催井之川岳登山があった。「国立公園指定、世界自然遺産の植物観察をしながら登山しよう!」と植物の写真を配布。ナンゴクアオキ、ノシラン、センリョウ、マンリョウ、オオタニワタリ、サクラツツジ、ヤブツバキ、サクララン、トクノシマエビネ、ルリミノキ、フウトウカズラ、リュウキュウハナイカダなどを観察しながらでした。頂上の広場2~30mのところではアマミノクロウサギのフンを発見。「こんな頂上にも生息しているんだ。」驚きの確認でした。フンを指さして記念写真(証拠写真)も。センリョウが黄色い実をつけたまま道の両サイドにいっぱい。以前は正月前に競争して持ち帰ったらしいが「シマンチュの意識が変わりました。みんなで世界自然遺産の徳之島を誇りに守っていきましょう」と話しました。
アマミハナサキガエル
高千穂神社参拝
大島地区高校地歴部会の徳之島 案内
新成人祝い 家廻り カマモリ
松くいむしの防除
徳之島から世界へ
徳之島から世界へ。シンポジウム資料紹介。国立公園を経て世界自然遺産登録。徳之島の考え方が提案された。生活と密接である、貴重な生態系を「環境文化型」と位置づけた。そのためには地域を主体とする「世界遺産・国立公園」であるべき。地域作りに於いては「自然を核とした」地域作り、地方創生。付加価値型の持続的観光スタイルの構築が提案された。そして徳之島から日本、世界への発信。徳之島モデル、方式。ハードとソフトを兼ね備えた~ならでは、の発想の転換である。シンポジウムで感じることは提案の内容が即、町民に伝わらない、ということだ。これからどうするのか。少なくとも参加者は情熱を持っているはずだ、が地元住民の相互学習機会が少ない。専門家のノウハウを実現するためにシンポジウム、花火だけではもったいない。夜空を彩る花火を見て「きれい!」と感動するのは「人」である。それも一人よりは多くの人と共に感動を味わいたいものだ。平成17年から始めたフィルドワークも60回を超えた。同じ場所で毎回、違った感動を覚えるし、再発見も多い。