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2015年 11月 21日 (土)

徳之島遺跡座談会 


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 徳之島三町文化財保護審議会が11月20日天城町中央公民館で開催された。
27年度の事業報告、会計決算、28年度予定事業、予算が審議された。引き続き「遺跡座談会」開催。

1,白木原和美氏 熊本大学教授 昭和44年以降徳之島で多くの遺跡を発見。昭和60年 玉城遺跡、昭和63年 塔遺跡原、平成2年 城畠遺跡。カムィヤキと類須恵器。 2、義 憲和さん 調査から「ミンツキタブク遺跡」で採集された 溶着、焼きゆがんだカムィヤキに着目し、その存在からカムィヤキ窯跡発見以前から予想。3,向井一雄 昭和48年千間海岸 土器採集 遺跡発見。昭和58年 土器、黒曜石 塔原遺跡発見。4,吉岡 武美 奄美市名瀬出身。考古資料の採集、白木原和美氏と共に踏査。天城町役場に勤務しながら玉城、塔原遺跡調査、線刻画調査尽力した。  座談会では、それぞれ当時を思い起こしながら、遺跡発見までの過程と感動を伝えた。少年のようなきらきら輝く情熱に圧倒された。発見を後世に伝えるため、天城町は塔原遺跡3万m2を調査エリアにしている。まだまだ眠っている歴史、遺跡発掘の未来~。考古学による歴史の立証、その道は果てしない。


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